有用微生物培養剤
仕組み
メリット
採用例
使用方法


有用微生物培養剤/バチルアップ

バチルアップ≠ヘ、天然石を主原料とした無機の微生物培養剤で 菌体投入を必要とせず、廃水処理施設の処理能力をアップさせます。
自然界(土壌)に生息する分解能の極めて高い有用微生物のバチルス属に作用し、増殖、活性化させます。

1s×10袋

特徴


Q&A
Q. バチルス菌とはどのような微生物か?
A. 自然浄化の重要な役割を担っている細菌。納豆菌としても利用されています。
学名:BACILLUS、通称:枯草菌
Q. なぜ黒曜石粉末がバチルス菌の活性を高めるのか?
A. バチルス菌は、胞子を作りながら増殖します。この胞子の形成には珪酸分が必要であり和田峠産黒曜石粉末は、この珪酸分を供給するものなので活性を高めます。
Q. 「バチルアップ」の成分は?
A. フヨーミネラル(黒曜石粉末) 10  :  硫酸マグネシウム(増殖促進剤) 2
Q. 伊那中央衛生センターは、いつバチルス菌を利用したバイオ廃水処理技術を開発したのか?
A. 1991年、研究に着手し、1996年に現在の技術が確立しました。
Q. バチルス菌によるバイオ廃水処理技術は、国内で何件の採用実績があるのか?
A. 70ヶ所以上あります。
Q. いつから伊那中央センターに黒曜石粉末を供給しているか?
A. 1996年からです。
Q. 「バチルアップ」の効能について、具体的なデータはあるのか?
A.

し尿処理、下水処理、おが粉廃水処理(きのこ工場)各施設でのデータがあります。

  <参考データ>
  長野県伊那中央衛生センターREPORTより
  排水流入箇所での処理水中のBOD量   10,000mg/g→20mg/g
                    大腸菌数   300,000個/ml→1,000個/ml 
  し尿処理プラントばっ気槽内のバチルス菌数
  「バチルアップ」投入前  8千万個/ml→投入1ヶ月後 9億個/ml
  し尿処理プラントでの1kl当りの処理経費 3分の1以下に
  ・・・特に、処理経費のうち最大を占める電気料金について
  昭和56年から平成8年の15年間で半分以下に経費が減少した実績があります。
  * ただしいずれも保証値ではない

Q. 「バチルアップ」はどの位の量をいれるのか?
A. ばっ気槽内のBOD量100kgに対して1kg/日が適量です。
Q. 「バチルアップ」は、どのタイプの浄化槽でも利用できるのか?
A. 活性汚泥法による有機質の処理(浄化)槽、いわゆる“ばっ気槽“を持つ浄化槽に利用出来ます。
Q. 活性汚泥法とは?
A. 活性に空気を吹き込み、微生物の働きにより有機物を分解(摂取)し、浄化する方法。
Q. 計算で求められた使用量を投入する方法は?
A. バチルアップは水溶性の袋に1kgずつ入っています。そのままばっ気槽に手で投入して下さい。
(投入量は、処理水BOD量100kgに対して、1kgです。)
Q. 使用量は1日1回の投入で良いのか?何回かに分けて投入した方が良いか?
A. 使用量にもよって異なりますが、通常1日1回の投入です。
(使用量が多い場合は、3〜4回/日に分けて入れた方が効果的です。)
Q. 祝祭日は投入しなくてよいか?
A. 祝祭日でも運転しているのであれば、投入してください。
Q. 1年間使用して良いのか?使用すべきか?
A. 運転している間は使用してください。
Q. 投入後の効果は何で計るのか?どのような効果があるのか?
A. BOD(生物化学的酸素要求量)で計ります。投入後1〜2週間位でBODが減少しはじめます。
Q. 目に見える(数値で表せる)効果はあるのか?
A. 約1〜2週間後から効果が目に見えるようになります。同時に臭気も減少します。
Q. 活性汚泥処理で使用されているのは、バチルス菌だけか?(他の菌もあるのか?)
A. 活性汚泥法で活動する菌群は多数あります。(原生動物、微生動物、細菌類などです。)
Q. あるとすれば、それらの菌に対する「バチルアップ」の効果は?
A. 他の菌群には何の作用も与えません。
Q. 「バチルアップ」の保管上の注意点はあるのか?
A. 水溶性の袋に入っている為、水に濡れない様にしてください。
Q. 従来の処理では、バチルス菌は追加投入していたのか?それとも自然発生で増やしたいのか?
A. 通常菌体は、追加しません。
水処理装置の運転スタートや修理再スタート時には、バチルスのスタート菌を追加している所もあります。
Q. バチルス菌は塩分には強いのか?
A. 塩分濃度7%まで実績があります。